お多福の雅香 その1



いぶり漬(燻り漬)
いぶり漬 大根を桜の木で燻製にしてから漬けこむ雅香です。
いぶりに使う大根は生で食べると非常に辛いため
一度干してから漬けこむのが普通なのですが、
昔、囲炉裏の上の干していたものを漬けてみたら燻製香がして
非常に美味しいということでみんながマネをして広まったらしくて、
現在では秋田の雅香の代表として親しまれています。
当店では、こざき(出荷対象にならない米、青米、割れ米など)と
麹を混ぜ合わせ、燻した大根に満遍なく敷き詰めて漬けるやりかたと
柿の中に漬けこむ二通りの漬け方で出しております。


期間 12月後半〜6月(なくなるまで)



茄子雅香
蒸かし漬け 仙北地方に丸茄子というまん丸で皮が硬い茄子があります。
これをを塩漬けにしただけで、夏場のご馳走となります。
暑くて食欲の無い昼食どきに無作法ではありますが、
ご飯を水で洗い氷水をかけ茄子紺に輝く宝石を浮べ
“かぷり”とかぶりつき、きりりと冷えたご飯をさらさらと頂くのは、
夏の風情でもあります。


期間 8月〜9月


秋には最後の収穫の茄子を前出のこざきとともに漬けた
蒸かし漬けという雅香があります。
置漬けとして長く保存することを前提に漬けますのでやや塩辛くはなりますが、
薄く切りご飯の友やお酒のつまみ、お茶請けとして重宝されております。
時間をかけて漬け込む事により“塩が枯れる”状態になり、
ただ塩辛いのではなく、味の深みが独特の味をかもし出します。


期間 12月中旬以降〜2月くらいまで(売り切れ御免!)



からし菜
からし菜 せいさい、高菜と呼び方は色々有りますが感じとしては野沢菜を
思い出して下さい。 野沢菜よりも辛味があり、野沢菜は元々
大根の種でありますが、からし菜は元々葉物の種です。
からし菜でおにぎりを包み込み軽く焼き目をつけたものは
最高のご馳走となります。 微かにピリッとくるからし菜は
酒のつまみで良し、ご飯のおかずで良しの万能選手でしょう。


期間 10月後半〜12月中旬



なたづけ(鉈漬け)
なたづけ 切れなくなった鉈で大根を叩き割るように切り、塩・麹漬けの後、
菊をあしらいに混ぜ込んで漬けます。 あくまでも刃がぼろぼろに成り
切れなくなった鉈でこそ新鮮な大根に刃が入る瞬間に大根自ら
崩壊するが如く、 ギザギザの断面になり漬けこみが早く、
切れる刃物で作った鉈漬けとは一味も二味も変わって来ます。
当店では、勿論鉈で切っております


期間 一年中




戻る 進む