お多福の山の幸 山菜その3
山うど「うこぎ科」
うどと同じ食べ方で良いのですが、山で見つけた時にその場で、
土の中の部分の白い所だけを、塩や味噌・無ければそのままで
“ガブ”っとかぶり付くのが美味しくいただけます。
しかし欲張って青い所の上まで食べると苦味が口の中いっぱいに
広がり往生すること請け合いです(^O^)。葉っぱは天麩羅にすると
たらの目よりおいしく、茎はホイルで包み焼きます。
ほこほことした食感で甘味が有り大変美味しいです。
竹の子
笹竹・なしろ竹・根曲がり竹の順序で生えます。
笹竹は束ねて掻揚げや味噌汁の具にします。
なしろ竹は田圃の田植え前のなしろかきの時期に出て
少し大きくなったもので上記のほかに皮を剥かずに焼いて食べる。
根曲がり竹になったら竹の子シーズン突入となり、
身欠き鰊や豚のバラ肉と糸コンと一緒に醤油味や味噌味で煮物を
作ったりなどなど、どのような料理方法でも美味しくいただけます。
竹の子を嫌いという方に出会った時が無いのでキングオブ山菜と言っても良いのでは?
ぎぼし「百合科」
方言では「うるい」。ギボウシ属の総称で芽を出したばかりの形が
橋の欄干のかざり擬宝珠(ギボシ)に似ているということで
この名前が付いたようです。お浸しでも良いですが、秋田では
胡瓜と一緒に野菜漬けにします。あっさりとしていて、粘りが美味しいです。
浜防風「せり科」
主に、栽培物は刺身のつまで使うつかうことが多いのですが
野生のものは酢の物にすると、甘酢の作用で
赤が綺麗に出て美しいです。
「ウワバミ草」
普通「みず」と呼ばれています。
葉と皮をむき、茎の分を食す訳ですが根の部分が粘りけを持ち
茎と一緒にたたきつぶし、味噌を加えて味を付け「ミズたたき」
として生食べたり、茎を手頃な長さにむしり鍋物に入れると
そもそもが淡泊な味わいですので鍋のうま味を吸って美味しくいただけます。
秋になると「ミズ玉」と呼ばれる実が付きおつけ物や汁物、和え物として
同じように使います。歯ごたえがシャリっとして粘りがあります。
春から秋と長い期間楽しめる山菜です。